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”サルバドール・ダリ”をサーフィンに活用してみた

サーフィンの「視線」には【窓辺の少女】にヒントがあると思いました。
【窓辺の少女】はサルバドール・ダリ(Salvador Dalí ,1904-1989)が描いた油彩作品です。
窓から海を眺める女性はダリの妹(Ana・Maria)です。
書き手(ダリ)の視線とモチーフ(妹)の視線は同じ行先を向いています。
そして、鑑賞者であれば、彼女の視線のその先を自然と想像するに違いないでしょう。

 

サーフィンでは「視線」が特に重要だとされています。
しかし、サーファー(乗り手)だけの視線に囚われていないでしょうか。
サーフボードの視線があります。
サーフボードの視線とは、サーフボードが向かおうとしている方向のことです。
ここでは、ノーズの向きをサーフボードの視線とします。
波のパワーゾーンを上手く利用している人は、サーフボードのノーズの延長線上に自分の視線があります。
自分の視線とサーフボードの向きを揃えようという意識が、いつものサーフィンに変化をもたらすかもしれません。
視線の重なりを実感したいならば、一度【窓辺の少女】を鑑賞することをおすすめします。

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