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ヘッドフォン(イヤフォン)の種類について

ヘッドフォン(イヤフォン)の種類について

ここではヘッドフォン(イヤフォン)の種類について紹介します。

ヘッドフォンは音の再生装置です。

頭の上から耳近傍に装着するタイプはヘッドフォンと呼ばれ、
耳の中に差し込むタイプはイヤフォンと呼ばれます。

ユニット(小型スピーカー)を耳付近で響かせます。

ヘッドフォン(イヤホン)の種類


ヘッドフォン(イヤフォン)に使用されるスピーカーユニットは主に4つに分類されます。

1.ダイナミック型式
2.キャパシタ型式
3.圧電型式
4.バランスド・アーマチュア型式

1.ダイナミック型式


ダイナミックマイクロフォンやダイナミックスピーカーと同じく、電磁誘導を動作原理とした形式です。


2.キャパシタ型式


電荷を蓄えたコンデンサの極板間に働く静電力を用いた動作形式です。


3.圧電型式


圧電素子を利用した型式です。周波数特性が狭い特徴を持っています。


4.バランスド・アーマチュア型式


可動鉄片(アーマチュア)が振動する、マグネティック型式です。
ダイナミック型とは異なる動作原理ですが、ダイナミック型と同様に磁石とコイルを用いています。

ヘッドフォン(イヤフォン)の耳への装着構造は主に4つに分類されます。

1.密閉(クローズド)型
2.開放(オープンエア)型
3.挿入(インサート)型
4.イントラコンカ型
5.ノイズキャンセリング型


1.密閉(クローズド)型


ヘッドフォンのユニット背面の密閉型です。遮音性に優れます。

2.開放(オープンエア)型


ヘッドフォンのユニット背面の開放型です。音がこもりにくい特徴をもちます。

3.挿入(インサート)型


イヤフォンの耳穴に挿入する型式です。遮音性が高いです。カナル型とも呼ばれます。

4.イントラコンカ型


イヤフォンの耳の入口のくぼみの所へはめ込む型式です。インナーイヤー(インイヤー)型とも呼ばれます。

5.ノイズキャンセリング型


ノイズキャンセリング機能(外部への雑音を抑圧する機能)を備えた型式です。

ヘッドフォン(イヤフォン)の電気伝送方式は主に2つに分類されます。

1.有線(ケーブル伝送)
2.無線(ワイヤレス伝送)


1.有線(ケーブル伝送)


物理的なケーブル配線による伝送方式です。
ケーブルはストレートタイプ、またはカールタイプがあります。

 


2.無線(ワイヤレス伝送)


無線通信方式です。規格は現在Bluetoothが主流です。

 

 

   

 

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