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啐啄同時の心得

サーフィンは自然相手のスポーツです。

自分のタイミングで波はやって来ません。 我々人間は波に合わせることしかできないのです。 サーフィンはいろいろな意味で「待つ」スポーツであるとも思います。 その瞬間瞬間でできることは限られていて、然るべきタイミングに合わせ込んでいく作業がサーフィンだとわたしは考えます。 このサーフィンに必要な要素、「遅すぎず、早すぎず」という絶妙な”間”を持っていた人物が徳川家康だと思います。 家康は啐啄同時(そったくどうじ)という言葉を体得したそうですが、 啐啄同時(そったくどうじ)とは、鳥の雛が卵から産まれ出ようと殻の中から卵の殻をつついて音をたてた時、それを聞きつけた親鳥がすかさず外からついばんで殻を破る手助けをすることだそうです。 つまり、熟しきった一瞬の好機という意味合いです。 家康の生涯を辿ると啐啄同時(そったくどうじ)の文字通り、好機に合わせ込んで天下統一を果たし江戸幕府をスタートさせました。   啐啄同時(そったくどうじ)の心得をサーフィンに落とし込みたいと思います。

 

 

 

   

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