サーフィン

鼻中隔湾曲症、慢性副鼻腔炎

ある時期、いつも頭が重く、集中力が続かなくなりました。思考がぼんやりとして、仕事にも支障が出るほど。頭痛薬が手放せず、脳の異常を疑ってMRI検査を受けました。

結果は「脳に異常なし」。しかし、代わりに見つかったのは「鼻中隔湾曲症」と「慢性副鼻腔炎」でした。鼻の中は膿でふさがっていたのです。

思い返せば、以前から奥歯が痛むことがありました。歯医者では原因が分からず、そのまま放置していたのですが、まさかあの歯痛が鼻の炎症によるものだったとは驚きでした。

さらに記憶をたどると、サーフィンのあとによく色のついた鼻水が出ていたことを思い出します。海水が鼻に入り込み、炎症を悪化させていたようです。

手術後は鼻に詰め物をして口呼吸で過ごすこととなります。呼吸や食事のありがたみを再認識しました。

回復してからは、少し景色が変わったように感じます。いつも飲んでいたコーヒーの香りや味に、以前とは違う豊かさを感じる瞬間があります。

ふと、自分が以前よく着ていた「生乾きのTシャツ」を思い出し、周囲に迷惑をかけていたかもしれないと、自省の念も生じています。

もしサーフィンをしていなければ、この病気にも気づくことはなかったでしょう。今回学んだのは、ちょっとした違和感を放置せず、早めに受診することの大切さ。そして、好きなことに一度距離を置くことで、新しい視点や気づきが得られることです。

-サーフィン

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