
サーフィンにおいてサーフボードは最も重要なギアです。様々なサーフボードを乗り比べることは、サーフィンの大きな楽しみの一つでもあります。しかし、私は サーフボードを「比較」することは非常に難しいと考えています。その理由はいくつかあります。
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多くのサーフボードを実際に購入し、揃えることが現実的に難しい
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同じモデルであっても、サイズやテール形状などで特徴が変わる
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波には再現性がなく、毎回コンディションが異なる
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比較対象が膨大で、明確な評価基準を設定しにくい
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シェイパーの設計意図が、一般のサーファーには伝わりにくい
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乗り手である自分自身のコンディションにも再現性がない
だからこそ、サーフボードの評価は
“比較”ではなく、“体験から得た学びや気づき”にある
と思います。
私はプロではありません。サーフィンが好きな一般サーファーです。この先、年齢も重ね、サーフィンのスタイルも変わっていくはずです。
ここでの文章は、「サーフボード【G SKATE】を初めて手にしたときの学び」を綴ります。
G SKATE を選んだ理由
今回 、G SKATE を選んだ一番の理由は、普段から私のサーフィンを見ている人に勧められたからです。私は「波に応じてサーフボードを使い分ける」のが得意ではありません。また、ショートボードの領域で 波のトップでしっかりターンをして、スプレーを上げたいという目標があります。
私は主にサーフボードを3つに分類しています。
・パフォーマンスボード
・オールラウンドボード
・ファンボード
このうち、今回探していたのは “オールラウンド”のサーフボード でした。ところが自分で調べても「これだ」というボードに巡り会えずにいました。以前サーフショップを訪れた際も、私のレベルや癖、ライディング映像を見ないまま、スタッフに“強く推される”ことに疑問を感じていました。だからこそ今回は、「実際に私のサーフィンを見ている人からのアドバイス」を素直に受け入れることにしました。
このボードがくれた最大の学び
G SKATE を通じて得た気づきは大きく2つあります。「コンセプトや売り文句を、そのまま信じすぎない」、「オールラウンド」という言葉の解釈です。
1.「コンセプトや売り文句を、そのまま信じすぎない」
G SKATE は「スケートライクな乗り心地」とよく言われます。公式HPでも「DOG TOWNのスケートボードのアウトラインにインスパイアされた。」と明記されています。私の体感では、“スケートライク”というよりも、“素直で幅広く対応できる” という印象です。
使える波のサイズ範囲は文字通りオールラウンドに使える印象です。(小波、うねり、ブレイクしない厚い波でのテイクオフは厳しかったです。これは私の技量によるものかもしれません。)静波サーフスタジアムでは違和感なく乗れました。
2.「オールラウンド」という言葉の再定義
G SKATE に乗って最も大きく変わったのは、私の中の「オールラウンド」という言葉そのもの です。
以前の私は、
- パフォーマンスボード:上級者向け
- オールラウンドボード:中級者向け
- ファンボード:初心者向け
という“乗り手のレベル”による分類で捉えていました。しかし、実際のサーフィンにおいて重要なのは テイクオフの質とライディング性能の両立 だと思います。このG Skateはその両方をほとんど犠牲にしないサーフボードだと感じました。
- パフォーマンスボード→テイクオフは遅め、動きは軽く、反応がいい
- ファンボード→テイクオフは速い、動きは重く、反応が少し遅れる
G SKATEは、この“中間”にあたるサーフボードだと感じました。テイクオフ本数を大きく減らさず、しかも動きは軽い。これこそが、“オールラウンド”という私なりの再解釈のきっかけを与えてくれました。
余談ですが、このG Skateレビューをそのまま勧めてくれた人に伝えました。すると、「ん?勧めたっけ?」とあっさり言われてしまいました。ただ、それでも実際に使用した感触が私の身体に残ったのは事実です。その体験までは否定できません。

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