
寒い季節やリーフポイントでのサーフィンでは、ブーツが欠かせません。一方で、あえて裸足でサーフィンをする人も多いと思います。私もその一人でした。
ブーツを履くと、裸足のときとは明らかに感覚が変わります。掴みかけた波を、ブーツのわずかな違和感で逃してしまうこともある。そうした理由から、裸足感覚を優先してブーツを避けるサーファーがいるのも、ごく自然なことだと思います。
私自身も長くそう考えていましたが、次第に気持ちは少しずつ変わっていきました。波を逃すことよりも、サーフィン中の足のケガを減らしたいという思いの方が、次第に強くなってきたのです。
そこで、考え方を逆にしました。サーフィンのときだけブーツに慣れようとするのではなく、日常生活でもサーフブーツの感覚に身につけようという試みです。
ゼロドロップシューズの ALTRA を初めて手にしたとき、靴を履いたままでも足の指を自然に広げられることに驚きました。指先まで意識が行き届き、感覚が冴えわたるようだったのを覚えています。
PRIMUS LITE 3.5 は、そこからさらにもう一歩踏み込んだ印象がありました。ソールは極限まで薄く、足裏から地面の凹凸をダイレクトに感じ取れる。その感覚は、リーフブーツやサーフィン用のブーツを履いているときに近く、それでいて足の指は、無理なく自然に広げられます。(足指サポーターも併用できます)
PRIMUS LITE 3.5 は近場で見かけることが少ないので、直営店まで足を運んで試し履きをしたところ、即決でした。
手に取る前から、薄くて軽そうな雰囲気は十分に伝わってきます。実際、片足およそ200gと非常に軽量です。インソールを外すと、さらに裸足に近い感覚になります。
実際に履いてみると、しなやかな弾力と伸縮性を感じます。歩いたり、足指を曲げたりする動きに合わせて、靴そのものも自然に追従してくれるような感覚があります。
しかし、耐久性やコストパフォーマンスについては、正直なところ少し気になる部分もあります。ただ、それについては、もう少し履き込んでから判断したいところです。また、長距離・長時間の使用を想定し、クッション性を重視する人には、ミスマッチかもしれません。
環境への配慮がなされた商品設計も好印象です。プロサーファーのジョン・ジョン・フローレンスとコラボしたJJFコレクションが用意されている点からも、このシューズの世界観が伝わってきます。
PRIMUS LITE 3.5 は、日常生活とサーフィンの感覚を、静かにつないでくれる一足だと感じています。(Amazon レビューはこちらから)
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